第六回

新年の抱負

明けましておめでとうございます!

いよいよ令和二年になりましたね。冬休みの間、クリスマスもありお正月もあり、時間はゆっくり過ごすので色々考える機会になりますよね。去年、どんなことがうまくいったのか?そのまま続けていきたいのか?それとも、新しい何かをやってみるのか?

「新年の抱負」、「新年の決意」などを聞くと、あまりポジティブなイメージはない。「チョコレートをやめるわ」とか、「毎日ジムに行く」とか、今までまったくやってないことを急にやろうとする。そしてある日、一週間たつか二週間たつか分からないが、忙しくてジムに行けなくなる日が必ず来ます。もうその時は大体ダメになる。四月ぐらいにチョコレートを食べながら「そう言えばジムに行くつもりだったよね…」と、まるで夢だったみたいな感じで思い出す。

まぁ、僕も、そんな三日坊主の一人ですね。

でも、こんな時期にこれからの一年を考えることは、実は良いと思います。目標を決めることも、うまくやればすごく価値のあることです。個人的に失敗したこともかなりありますが、成功したこともあります。それで、目標を決めるためのルールを考えてみました。このルールはみんなに合うのか分かりませんが、とりあえず自分には役に立っているので、ここで一回書いてみようと思います。

ちなみに、これはどうでもいいことかもしれませんが、「新年の決意」とかより、「今年のプロジェクト」、「新年の趣味」とかの方が、好きな言い方ですね。

では、僕の年の目標の決め方はこんな感じです。

  1. 一つのことを選ぶ。途中で変えてもいいけど、とりあえずある一つのことに集中しましょう。
  2. 大がかりなことにしてもいいし、簡単なことにしてもいいけど、「できる」と信じてないとダメです。
  3. 自分の努力だけで決まることが良い。例えば、「小説を書く」というのはただ自分が書くか書かないかというものですが、「小説を出版される」とは、最終的に出版社が決めることです。
  4. もし考えてもいい目標が出てこないなら、今年はやめる。無理して目標を作れば曖昧になるので、やらなくなる。目標は毎年必要なわけでもないし、一月からやらないとだめなわけでもない。五月にいいアイデアが出てくるかもしれないし、出なかったら来年もある。逆に考えれば、目標がない年は一番楽やで〜
  5. やると決めてから、実際にやる。

これだけです!当たり前のことを言ってるかもしれませんが、ここ数年このシステムで目標を決めて、成功率が高くなってる気がします。例を挙げてみると、

  • 2008年 支出記録。経費の節減などは何の予定もなく、ただ記録をして、お金はどこで、どう使っているかを分かるようになるつもりでした。結果、お金の使い方はもう少しうまくなったが、それは最初から望んでなかった。
  • 2017年 ジムに一回行く。できました!すごく簡単だった!結局何回も行くことになったけど一回目ではもう一年抱負成功でした。こんな簡単なことでもいいんですよ!
  • 2009年 日本に引越す。簡単な目標もあれば、大がかりのもあります。このときは日本語はまったくしゃべれなくて、日本の知り合いもいなくて、どうやって行くのかも分かりませんでした。でも決まっていたので、イギリスで仕事の依頼があったときは「日本に行くのでお断りします」と言えました。結局九月に行きました。

昨年は最初は「日本語のアクセントや発音を磨く」という目標にしたが、二月ぐらいに「日本語能力試験を受ける」ということに変えました。結局十二月に京都で受けたが結果は今年二月に発表されるので、その時までは合格になったかどうかは分かりません。しかし、目標は「合格」ではなく「受けること」だったので、合格でも失敗でも、どっち道去年の目標は達成したということになります。

では、今年はどうするのかと聞かれると、正直はっきり決まっていません。「やりたいこと」は山ほどありますが具体的な「抱負」になる形にはなっていません。とりあえず、こんなテーマで考えています。

若しかしてそのうちこのテーマのなかでいい「決意」が思いつくかも知れませんが、その時までは決意なしの一年にしようと思っています。正直このリストを見れば決意なくても忙しくなりそう!

では、今年初ブログを最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!今年もよろしくお願いします。

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